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アゴタ・クリストフ『悪童日記』『ふたりの証拠』『第三の嘘』

悪童日記 (Hayakawa Novels)作者: アゴタクリストフ,Agota Kristof,堀茂樹出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1991/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 81回この商品を含むブログ (69件) を見るふたりの証拠 (Hayakawa Novels)作者: アゴタクリストフ,堀…

公務員試験 受かる勉強法落ちる勉強法

公務員試験 受かる勉強法落ちる勉強法―これが「最速受験術」だ!〈2007年度版〉作者: 「合格への道」研究会出版社/メーカー: 洋泉社発売日: 2005/12メディア: 単行本この商品を含むブログ (5件) を見る 教養・専門科目の対策法と参考書ガイド。 独学で挑むだ…

蟲と眼球とテディベア

蟲と眼球とテディベア (MF文庫J)作者: 日日日,三月まうす出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2005/06メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 43回この商品を含むブログ (139件) を見る 眼球抉子(がんきゅうえぐりこ)というネーミングセンスに痺れた。…

楽しいムーミン一家

たのしいムーミン一家 (講談社 青い鳥文庫)作者: トーベ・ヤンソン,Tove Jansson,山室静出版社/メーカー: 講談社発売日: 1980/11/10メディア: 新書購入: 1人 クリック: 36回この商品を含むブログ (17件) を見る ムーミン童話全集版は高価なので青い鳥文庫で…

変身

変身 (講談社文庫)作者: 東野圭吾出版社/メーカー: 講談社発売日: 1994/06/06メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 64回この商品を含むブログ (315件) を見る 脳の一部を移植された男の話。 プロットが好みで、主人公にやけに感情移入してしまった。こういうこ…

零崎双識の人間試験

零崎双識の人間試験 (講談社ノベルス)作者: 西尾維新,竹出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/02/05メディア: 新書購入: 4人 クリック: 126回この商品を含むブログ (242件) を見る 戯言シリーズ番外編。「殺し名」の話を絡めつつ、全編通してバトルあるのみ…

江戸川乱歩傑作選

江戸川乱歩傑作選 (新潮文庫)作者: 江戸川乱歩出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1960/12/27メディア: 文庫購入: 16人 クリック: 89回この商品を含むブログ (138件) を見る 古き良き日本の推理小説という印象の反面、文体も手伝ってかじわりとした恐怖感が潜む…

ヒトクイマジカル

ヒトクイマジカル 殺戮奇術の匂宮兄妹 (講談社ノベルス)作者: 西尾維新,竹出版社/メーカー: 講談社発売日: 2003/07/05メディア: 新書購入: 3人 クリック: 45回この商品を含むブログ (258件) を見る 戯言シリーズ5作目。推理小説要素も減る所まで減った感じ。…

最近読んだ本

封建主義者かく語りき (双葉文庫)作者: 呉智英出版社/メーカー: 双葉社発売日: 1996/07メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 27回この商品を含むブログ (52件) を見る 盲目的に信仰されている民主主義を批判し、封建主義の利点を説く。現代では問題視されそう…

タイタンの妖女

タイタンの妖女 (ハヤカワ文庫 SF 262)作者: カート・ヴォネガット・ジュニア,浅倉久志出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1977/10メディア: 文庫購入: 17人 クリック: 288回この商品を含むブログ (249件) を見る 一言で言ってしまえば、展開が難解なSF。 序…

読書家の新技術

読書家の新技術 (朝日文庫)作者: 呉智英出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 1987/10メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 13回この商品を含むブログ (53件) を見る 第一部では他者の読書論に関する反駁をしつつ自らの読書論を語る。第二部は技術篇で、何を読…

最近読んだ本からめぼしいものを。

「言葉の常備薬」 著者:呉智英 今回イチオシ。あ、呉智英で「くれ ともふさ」と読みます。 普段何気なく見聞きしている言葉に、鋭い視点で切り込んでいったり、誤用を訂正したり、といった本。 最近ではありがちな本だが、著者の呉氏は筋金入りの読書家なの…

知られざる…

「お前の母ちゃんデベソ」の「デベソ」とは何か? (語源blog) デベソの真の意味(の解釈)にも驚いたが、ここで紹介されている本についても取り上げたい。このネタの出典は「言葉の常備薬」であり、その著者は膨大な知識と、知識人には珍しい漫画評論で有名な…

回文

フジモトマサルの「ダンスがすんだ」読了。 全ての文章が回文という、一風どころか二風も三風も変わった絵本。それでいて物語はきちんと進んでいく。落ち着いたイラストとも相まって完成度は高い。