clavis氏による"未体験の"ゲーム語り

 海外で制作された、主にPCのインディータイトルが65作品紹介されている。
 日頃自分が情報にアプローチしないジャンルということもあって興味深く、示唆に富んでいる。記事の初めの「口上」も名文だ。


 中でもインパクトが大きかったのは『Perspective』のトレイラー。とりあえず見てもらいたい。


 記事中から引用する。

FPSといえば、Portalの成功以降、インディーFPSの一大サブジャンルとなっているファーストパーソンパズルゲームだが、Perspectiveのトレイラーほどの「うおおおお」感を一見で与えるものは少ない。Portalの元となったNarbacular Dropと同じく、DigiPenの学生プロジェクトから生まれたという事も興味深い。

 『Portal』は私が大好きな作品で、あのアイデアからフォロワーが生まれるのは納得がいく。FPSゲームエンジン――立体的なマップを主観視点で歩き回る操作体系――を活用したパズルという発想の勝利だが、『Perspective』は更なる驚きをもたらしてくれた。

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 clavis氏といえば『アマガミ』の記事が有名だろう。

 柳田國男折口信夫によるギャルゲー原作のアニメレビューという反則的なインパクトだが、出オチで終わってはいない。インターネットが生んだ面白テキストが好きな人は是非。