「ナッカー」っていいよね / ブルボン小林の最近の仕事

(度々リツイートで掘り返されfav数自己ベストを更新したのでブログの方にも貼っておくことにした)
(「イヤボーン」については『サルでも描けるまんが教室』、通称「サルまん」を読もう!)


 ちなみに「ナッカー」の初出は以下のツイート。

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 ブルボン小林といえば、妙なポイントにこだわる(素直に褒めるなら着眼点が面白い)コラムニスト。その変わった感覚を伝える言葉のチョイスにもセンスが表れている。週刊文春では漫画エッセイ「マンガホニャララ」を隔週で連載中。単行本も出版されている。

マンガホニャララ

マンガホニャララ


 転載したツイート内の『フキンシンちゃん』というのは、氏が連載していたマンガのタイトル。3D素材の組み合わせによるマンガ作成ソフト、「コミPo!」を実際に使用した意欲的な作品といえる。Web媒体(太田出版「ぽこぽこ」)ではあるものの、コミPo!による初の商業連載だと把握している。


 氏のもうひとつの顔は小説家、長嶋有。『猛スピードで母は』で第126回芥川賞を受賞している(2002年)。堺雅人と鮎川誠主演で映画化された『ジャージの二人』をご存知の方もいるのでは。
 うめ(『大東京トイボックス)、小玉ユキ(『坂道のアポロン』)、衿沢世衣子萩尾望都ほかの豪華メンバーが参加した『長嶋有漫画化計画』は読み応えあり。

長嶋有漫画化計画

長嶋有漫画化計画


 ちなみに私がブルボン小林を知ったきっかけはゲーム雑誌ファミ通でのコラム。すぐに気に入って既刊『ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ』を買い求めた思い出が。
 また、5月21日からファミ通.comのサイト内で「ブルボン小林のホニャララ相談室」が始まっている。フジモトマサルによるイラストも味があって良い。


 氏の着眼点と語り口が判る材料としては、「いじわるばあさんかるた」評も適当か。

 たまにこういうハッとさせられる発言もあるので見逃せない。

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 一応「ナッカー」は貼っておこうと思っただけなのについ長くなってしまった…。今後もTwitterで反応を頂けたトピックについては優先的にブログに反映していく所存。