巧舟の新作 DS『ゴーストトリック』

 GBA逆転裁判』の企画、脚本、総監督を担当したシリーズの生みの親、巧舟がディレクターを務める新作。プロデューサーは竹下博信。2010年発売予定。


 主人公は冒頭で死んで魂に。ステージ上のモノに「トリツク」、そして「アヤツル」ことで、他の人物を危機から救い運命を変えるのが主な流れ。
 例えばヒロインが殺し屋に追われているステージで、遮断機を作動させて殺し屋を妨害する、ギターを鳴らしてそちらへ注意を向ける、など。


 すぐにDC『ROOMMANIA#203』を思い起こした。ファミ通9月3日発売号で「物語の外側から登場人物たちの運命を操るようなイメージです。(中略)人々の生活を覗き見するような感覚がありますね」という発言を読み納得。
 「ミステリーとしての仕掛けや物語には全力投球して」いるとのことだが、ゲームにどう反映されるのかまだよく判らない。断片的な各ステージをクリアする内に、次第に物語の全貌が浮かび上がるような工夫をしているらしい。
 「登場人物の個性を動きで表現する」というコンセプトもあり、2Dモーションにはかなり力を入れている模様。この点には特に期待しているため早く動画で確認したい。キャラクターデザインはなかなかに好み。


 9月26、27日に開催される東京ゲームショウ2009で体験版が出展される。