2010年7月発売の新刊リストをチェックしながら思ったことを書き散らす

 ゴツボ×リュウジ田中圭一ほか24名が参加。石黒正数はイラストのみ。

 通常のイブニング単行本発売日とずれているのはドラマ放送開始に合わせてのこと。

 シリウスの別冊。Fellows!や楽園のような判型を想像していたが、ITAN同様のA5判単行本(カバーあり)だった。表紙は塩野干支郎次沙村広明、×6suke、柳沢きみおほか。Cuvie内々けやき友美イチロウなど成年コミック作家の名前が目立つ。季刊のため次号は10月7日発売予定。

  • (7日)『かわいそうなお姫様』

 1993年に刊行され絶版となっていた西炯子作品の新装版。

  • (8日)『世界最後の日々』

 『明日また電話するよ』『夕方のおともだち』に続く、山本直樹の自選集。

  • (13日)『ワーキングピュア』3巻

 小山田容子によるオムニバス。既刊を捜索中。

  • (15日)『柔らかい女』
  • (15日)『玲瓏舘健在なりや』1巻

 冨明仁の短編集とFellows!連載作。独特の「間」を感じさせる、個人的に「読む感覚」が楽しい作家のひとり。

 「アメイジア」と読む。講談社BOXによる特製パッケージ商品。本3冊、雑誌1冊、ポスター2枚、さらに特別付録『神罰設定資料集』(鶴田謙二GAINAXによって1999年に出版された同人誌の復刻版)を同梱。4800円。

 4コマ「増補版サプリメント」総集編冊子をセットにした限定版が同時発売。

  • (17日)『あいカギ』1巻

 犬上すくねの新作。

 モンジュがついに10巻か…。感慨深い。

  • (23日)『七夕委員』

 今日マチ子作品。描き下ろしらしい。

 鬼頭莫宏による自転車を題材にした新作。

  • (23日)『呼出し一』1巻

 角界の裏方「呼出し」を扱う作品。中村明日美子には今はゆっくり療養してもらいたい。

 オムニバス『HER』(祥伝社より8日発売)、コメディ『ドントクライ、ガール』(リブレ出版より9日発売)、さらに本作と7月はヤマシタトモコラッシュ。BL業界では有名な作者だが、こちらはアフタヌーン連載の高校社交ダンスマンガ。

  • (24日)『寓話アレゴリア』

 他に数点、榎本ナリコの過去作品の新装版が一迅社から刊行される模様。

 ギャグマンガ家、上野顕太郎が最愛の妻を亡くした心境を描いた作品。

  • (26日)(成年向け)『発情 ふたなりっ娘』

 メディアックス刊行のアンソロジー。買うか否かの判断は、作家と内容を確認してから。

 Webマンガ琴浦さん漫画』の書籍版。現在の画力での加筆修正は歓迎だが、途中までの危うい雰囲気が失われていないか少し心配。

  • (下旬)『勇者カタストロフ』上巻

 ギャグ王で連載されていた牧野博幸の代表作が復刊ドットコムによって待望の復刊。1995円と高価だが、感謝の気持ちを表すためにも購入したい。