2010年6月発売の新刊リストをチェックしながら思ったことを書き散らす

("5月6月"の新刊です。中旬を過ぎて今更感がひどい)

    • 先月分からタイトルコピーして修正忘れ。ダブルクォーテーションまで付けたのに間違っていて恥ずかしい(2010年6月19日訂正)。

 完結。「古屋兎丸がジャンプ系列の雑誌で連載を持つとは…」と始まった頃は驚いたものだった。少年誌での経験を糧にしたフィードバックが期待できるかもしれないと考えていたが、すぐにジャンプSQ19で新連載『帝一の國』が始まって複雑な気分に。

 中村明日美子エロティクスFで連載中の作品。あらすじを読んだところサスペンス風味なのかな。

 草野紅壱の成年誌での作風は自分の性的嗜好に合致している訳ではない(とはいえ昔はお世話になった)けれど絵は好きなので、一般誌での連載は歓迎している。もし妹にこれを持っていることがばれたら、という事態は想像したくない。

  • (15日)『平成マンガ家実存物語 おはようひで次くん!』2巻

 『拡散』が代表作の小田ひで次による、自伝マンガのようなフィクション作品。連載していた講談社MiChao!が閉鎖され単行本が出ていなかったが、ビームコミックスとして刊行された。フェローズ編集部は良い仕事をする。

 twitterでの反応を見ていて森薫の人気ぶりが伝わってきた。もちろん自分のタイムライン上に限った話ではあるが、「おや、この人も読んでるのか」という発見がしばしばあったので。

  • (18日)『銃夢』(新装版)1巻

 ついに『銃夢』も新装版を刊行開始。全7巻予定。

 タイトルと表紙は知っていたものの、作者の東毅がスタジオKIMIGABUCHIのえんとっくんだということに数ヶ月前まで全く気付いていなかった。

 『灰羽連盟』『ニアアンダーセブン』の安倍吉俊…という説明よりも「twitterでたくさんフォローされてるヒヨコのアイコンの人」と言った方が伝わりやすいのかもしれない。ガンガンONLINEで連載中。

 書店での特典のペーパーやイラストカードの類にはあまり収集欲を刺激されないのだけれど、本作に限っては別。単行本のあとがきページ風のカードが付くため、とらのあなで買うことに決めている。

 『HELLSING』の平野耕太による新作。

  • (30日)『楽園』第3号

 恋愛がテーマのアンソロジー宇仁田ゆみ中村明日美子沙村広明、黒崎練導ほか、好きな作家だらけで毎号楽しみ。今号のゲストは『はやて×ブレード』の林家志弦