- 出版社/メーカー: アニプレックス
- 発売日: 2007/10/24
- メディア: DVD
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列車での騒動を中心に、複数の時系列が絡み合う群像劇。
チュンソフトのゲーム『街』以来、群像劇が大好きなので非常に面白かった。それぞれ別の物語が進行している人物同士が接触したり、関係性が明らかになった時のわくわく感は格別。時系列の前後も含めて場面転換が頻繁な点は、判りにくいと感じる人もいるかも。個人的には、ばらばらに提示された情報がつながる感覚を味わいたいので大賛成。
オープニングは毎回飽きずに観ていた。映像的には、モーションの同期によるカットつなぎ(例:『2001年宇宙の旅』での骨→宇宙船)の連続が好み。登場人物の提示という役割やBGMも含め、良いオープニングだと思う。
当然ながら同じような描写でも、鮮血が目立つアニメの方が白黒のマンガよりも直接的な血腥さを感じる。血が赤いか黒いかで表現が違ってくることもあるのかな、とふと思った。マンガでは「顔面が完全に血塗れな黒髪キャラ」をそのまま描いたら絵的に良くないかも、とか。最近のエロマンガでは珍しくない「断面描写」は可もなく不可もなくな立場だけど、エロゲーだとちょっと気持ち悪いと感じたことを思い出した。
DVDは高い(2話で5985円)のでちょっと手が出せないかな。原作は近い内に読みたい。