『生きものの記録』

生きものの記録<普及版> [DVD]

生きものの記録<普及版> [DVD]

 水爆の危険に怯える老人がブラジルへの逃亡を計画するが、当然家族の反対にあう。とはいえ息子たちが働く工場の権利は老人の物だったり、老人が愛人やその息子も一緒に連れて行くと主張したりと込み入った状況。黒澤明監督作品。
 上映当時の水爆に関する世論については全く知らない。ただ、常軌を逸しているかのような老人の「お前たち、水爆が本当に恐いのならなぜ日本にいられるのだ」という台詞には、「本気ならあれこれ言うだけじゃなくて行動しろ」という普遍的な主題を感じた。