- 出版社/メーカー: カプコン
- 発売日: 2005/06/09
- メディア: Video Game
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まずはとにかく公式サイト(→■)で映像を。合わない人には全く合わないと思うので、ゲームの映像を見て格好良さを微塵も感じない人はプレイしない方が吉。
リアルな人間を表現できる技術がありながらあえてポリゴンめいたグラフィックのキャラクターは、陰影がハッキリする上に残酷なシーンを過剰演出しないためむしろ好印象。移動できるコースが予め設定されていて、Aボタンで前進、Bボタンで反転、スティックで分岐を選択といった移動システムは慣れるとかなり快適。登場人物も良い感じにイカレたキャラが多く、意味深な会話を楽しめる。音声は英語なので字幕が出るが、文字が一つずつブレていたり振り仮名が一味違ったりと細かい演出が光る。「微妙な造形物(アイテム)を入手(モノニ)した」等。
難点はマップ間のロードが少々長い点。謎解きに歯ごたえがなく、主観視点のシューティングは特に好きではないためゲーム性そのものはいまひとつだと思うが、独特の雰囲気を楽しめればそれで良し。これだけ特殊な設定・操作感のゲームを売り出したことは賞賛したい。