楽しいムーミン一家

たのしいムーミン一家 (講談社 青い鳥文庫)

たのしいムーミン一家 (講談社 青い鳥文庫)

 ムーミン童話全集版は高価なので青い鳥文庫で揃えることにした。…アマゾンで見てみると講談社文庫の方が安いワナ。まあ青い鳥の方が入手しやすいみたいだしいいや。…青い鳥文庫だと『楽しいムーミン一家』がリストのトップなのに真の1作目は『小さなトロールと大きな洪水』なワナ。
 ムーミンパパはシルクハットを被ってないし、ムーミンママもエプロンをそんなに付けてなかった。それとフローレンが名前ではなく「スノークのおじょうさん」と呼ばれていて驚いた。小さな村を舞台にした童話なのに、火星に行き来する人物がいる発想って相当すごいんじゃないだろうか。フローレンの恋心等、童話らしくない印象を受けるけど楽しく読めた。訳者が解説でダメ出ししていた1作目が早く読みたい。