チュンソフトサウンドノベル最新作、Wii『428(仮題)』が発表された(ファミ通フラゲ情報)。2008年発売予定。開発状況70%。複数の主人公の視点で展開、実写による画面、舞台が渋谷、事件開始が午前10時と、『街』を彷彿させる要素が多い。
 『街』の後継的作品がついに来た!! テンション上がって来たぜー!!((C)土塚理弘) 兄貴が借りてきたサターンで『街』をプレイしてあまりの面白さに衝撃を受け、後にPS版を買って思い出したように何度もプレイし、あまり期待はしなかったもののPSP版にも手を出した。サターン版の発売から10年か…。制作費が回収できなかったことなどから続編はおそらく無理だろうと思いつつ、ファミ通のアンケートハガキの「読者が選ぶゲームTOP20」に記入し続けた甲斐があった。
 とはいえ冷静になって記事を読むと「複数の主人公の視点で紡がれるサスペンスドラマ」ということらしく、個々のシナリオが独立して進行しながら間接的に係わっている『街』よりも、ひとつの事件を個々の視点から捉える『かまいたちの夜×3』に近いかもしれない。「街の続編」という短絡的な期待はしない方が無難かも。個人的には、過去の威光に縛られず、今考えられる面白さを追求してもらいたい。あくまで『街』の要素が感じられれば充分。欲を言えば、サスペンス一辺倒にならずコメディ要素の強いものなど各人物のシナリオに多様性を持たせてほしい。気になる点は、今回の画面写真には大好きなTIP(語句の注釈文)が見当たらないこと。『忌火起草』には採用されていたから心配要らないかも。
 総監督は、PS23年B組金八先生 伝説の教壇に立て!』のディレクターとPS3忌火起草』のプロデューサーを担当したイシイジロウ。彼の『街』への思い入れは相当なもの(転職先をチュンソフトに決めた理由のひとつ)だから、大いに期待してます。いやー、それにしてもマジでうれしすぎる。

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 2chにアップされた業者向け広告の写真がソースだから信憑性に欠けるけど、『風来のシレンGB2 砂漠の魔城』がDSでリメイクされるという噂。GB2は未プレイなので本当ならかなり楽しみ。
 かまいたち3の方向性に落胆したこと、シレンDSも改善点より不満点が目に付いてしまったことなど、初期ドラクエを開発していた頃から築き上げてきたチュンソフトへの絶大な信頼は近年揺らいでいた。しかしここにきてシレンのナンバリング新作、街の続編的なサウンドノベル、さらに携帯機でのシレンリメイク第2弾と、「チュンソフトの栄光再び」な予感が。

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 アマゾンでXbox360BIOSHOCK』が42%オフ。これは廉価版を待たずに押さえておくのもありかな。
 他にも色々安くなってて、PS212Riven』(58%オフ)がちょっと気になってる。PS2Ever17』は面白かったんだけど、今は読みたい本が増えていてノベルゲーの優先度が低い。