2011年11月の新刊リストを見ながら思ったことを書き散らす

 (購入予定一覧は左サイドバーを参照のこと)
 もう11月も中旬に差し掛かりましたが、前半を振り返りつつ後半を改めてチェックする方向でひとつ。

 コミカライズ担当は鈴木小波ブラック★ロックシューターはデザインも原曲も好きなので夢のコラボレーション…とは素直に喜べず、鈴木小波のオリジナル作品を読むチャンスが減ってがっかり、と何とも後ろ向きに受け取ってしまった。

  • (4日)『ST&RS』1巻

 宇宙飛行士もの。高い水準を感じさせる第1話で、ジャンプ新連載の中では久々に当たりだなぁと思っていたが、打ち切りサバイバルレースの激化を実感する破目に。

 完結巻。今年の個人的ベストに食い込むのは必至。

  • (9日)『一路平安!』1巻

 小林尽の自転車マンガ。今や存在感のあるジャンルだが、旅行要素が差別化のポイントか。

  • (9日)『女子攻兵』1巻

 松本次郎作品。連載はコミック@バンチにて。戦闘少女ものかな、とそれほど期待も膨らまないままチェックしてみたらぶっ飛んでた。

  • (10日)『非実在推理少女あ〜や』1巻

 星海社コミックスレーベル第一弾ラインナップ。『最前線』で第一回試し読み可。連載開始当初は良い掴みのタイトルだと思ったんだが、今となっては「非実在〜」という言い回しの存在が危うく。作画担当のシオミヤイルカはアフタヌーン西尾維新『零崎双識の人間試験』も執筆中。

 『史上最強の弟子ケンイチ』連載の裏でこんなことをやっていたとは…(スタッフ3人で制作期間3年)。自主制作アニメをローコストで完成させられるノウハウは他所で活かしてもらえないだろうか。

  • (22日)『羊の木』1巻

 原作:山上たつひこ×作画:いがらしみきお。『I【アイ】』同様(以上に?)取り沙汰されるだろう。

 毎年楽しみ。

 ストーリーアンソロってどういうことやら。芳文社サイトの新刊情報によると1巻は唯たち大学生組、2巻は梓たち高校生組の話らしい。作家陣によっては買う。

  • (29日)『ピコピコ少年TURBO』

 押切蓮介のゲーム語りは味がある。

 売野機子の単行本同時発売。上は講談社、下は白泉社から。

  • (30日)『KEYMAN』1巻

 作者は「わらいなく」。第1話の迸るアメコミ感にわくわくさせられた。ちなみにcomicリュウのリニューアルは2012年3月予定。