『バクマン。』38話の感想

 『いぬまるだしっ』冒頭、JG1(ジャンプグレードワン)読切祭に絡めたネタのために台割をチェックする細かさが大石浩二の良い所。

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 以下、『バクマン。』の感想。ネタバレ注意。




 編集部の要望に対して蒼樹紅は反発。唐沢なをき『まんが極道』3巻の後書きで、巨匠病(新人が編集部のダメ出しを容認しない)について話していたことを思い出した。(特に新人なら)面白い作品を作るためにも、その雑誌で人気を取るためにも、編集の意見は咀嚼する必要があると思う。
 中井さんの挑戦は、はったりの利かせ方が足りないというか、現実味の薄い印象を受けてしまった。福田組が集まる流れは好き。