好評を目にしてPS2で発売された廉価版を2006年にプレイした。恥ずかしながら当時の感想を抜粋。

 推理小説を読んでいてよくある、真相が明かされる直前にヒントが改めて提示され、それによって脳が急速に解答を構築して「もしや…」と感じる瞬間がもう最高。小説でも決して不可能なわけではないが、選択肢とルート分岐が活かされているためゲームならではの作品だと思う。

 (http://d.hatena.ne.jp/flunky/20061120


 社会派ミステリなどではなく、トリックと伏線の妙が主題の推理小説が好きな人には強くオススメ。あまり前面には出ていないものの、ギャルゲー要素があるのが難点かもしれない。それを我慢してでもプレイする価値はあるはず。
 …などと言いつつも、同スタッフのPS212RIVEN』は未プレイ。『Ever17』は確かに衝撃だったけれど、自分にとってそれはあくまで推理小説の面白さの延長上であって、7140円と結構な時間を費やすなら山ほどある未読の小説を読んだ方が得策という判断に至ったため。『Ever17』の構成の見事さがテキストアドベンチャーとしてのゲーム要素に裏打ちされてるのは承知の上だが、とにかく「別にやらなくてもいいか」という気分になってしまい優先度が下がった。

 自分の中でファミレスは「食事と関係なく友人と長時間滞在できる空間」という位置付け。1人でファミレスに行こうと思うのは、本を読んだり何か書いたりといずれにせよドリンクバーを注文して長居を決め込む時なので、カウンター席が多いとありがたい。4人掛けの席だとどうも気が引けてしまう。それとタバコは吸わないが、空いている方が良いので1人なら喫煙席を選ぶ。
 先月だったか、およそ6年ぶりに地元の駅前のマクドナルドに行ったら2階が改装されていて、1人用の席が充実している上に自由に使えるコンセントが設置されていた。今では24時間営業だし、便利になったものだなぁと感慨を覚えた。