『スパイダーウィックの謎』

 森の中の屋敷に引っ越してきた兄弟が、封印されていた本を開いてしまいモンスターから狙われることに。
 家族の不和を絡めたりとか、ベタでベタを固めてるんだけど、それをありきたりだと感じさせずに一流の娯楽作品にできることがアメリカ映画のすごいところなのかも。モンスターへの対抗策が突飛でない点は結構好き。家を守ろうと準備している様は何となく『ホーム・アローン』を連想した。この手のCG映像を観るのは久しぶりだけど、質感の生々しさがさらに向上している気がする。あとやっぱり映画館は音響設備が良い。