今更ながらVS.システム$10K選手権の結果。前半4戦はパックにやや難もあったが、細かいプレイミスとデッキ構築ミスが響き1-3。後半3戦は絶望的に弱いパック(ATKを上げられるカードが《ゴリラシティ》だけ)を引き不安だったが、連戦で疲れた相手のプレイングミスに助けられ2-1。トータルで3勝4敗、参加者67人のうちドロップを除いた59人中41位に終わった。
 練習の甲斐あってか、ミスはあったもののプレイングは順調に進んだ。ある程度定石やコモンが判っているので頭への負担が少なく、以前の大会ほど疲れなかったのは大きい。しかし練習では経験しなかったチームがバラけまくるパック(全後半ともに)だったので、デッキ構築がスムーズに運ばず完成度はいまひとつに終わった。シールド戦は運ゲー要素が大きいと過度に見られがちだけど、練習が足りないと上位入賞が難しいのは構築戦と同様。今回もあと2勝は狙えたんだけどな…。
 1戦目の相手に連れがいないようだったので話しかけてみたら意外と話が盛り上がり、一戦終わるごとに話し合う仲に。1戦30分だけどMTGのプロプレイヤーの方々は大抵延長ターンに入るため試合終了組は暇をもてあますことが多く(長いときは延長ターンだけで30分かかる)、前半終わった辺りからもう1人加わり3人で色々しゃべってた。
 後から加わった人はアメコミファンで、カードゲームはVS.システムが初めてとのこと。TCG自体が未経験で一緒に始めた友達もいないのはかなり敷居が高いはずなのに、大会に参加するってすごいと思う。話によると、対戦はせずにコレクション目的でパックを買う人も結構いるらしい。ただパックを剥くよりシールド戦をした方が絶対面白いのに、何とも勿体無い。

 ちょっと遠いけど、今回の2人に会えるかもしれないし行ってみるか。最も知名度の高いと思われるX-Menでプレイヤーが増えなかったらVS.システムの未来は暗い。とにかく効果的な宣伝を! ゲームシステムは本当によくできてるけど、それで始める人なんてそうそういないしな…。