買ってみたものの、あまり聞いていなかったサザンの『キラーストリート』を思い切って売ることにした。まあ好きなんだけど、これといって部屋にある必要性と感じなかったので。熱烈なサザンファンじゃないし。
 初回版なのが大きかったのか、これが3000円で売れた。ついてる。『ポケモン不思議のダンジョン』は「やられてもレベルが下がらないなんて不思議のダンジョンじゃねえだろ!」と思っていたが、臨時収入と「まあ、チュンソフトも頑張ってるんだし」というやわな気持ちに流されて予約。幸か不幸かDSは東京に置いてきた(妹がゼルダやってる)ので試験に支障は出ない。
 邦画の情報を見ると原作が読みたくなる性質で、超映画批評の『変身』(参照→)は特に惹かれたため本屋へ。案の定映画用の帯付きで売っていた。状態の良い西尾維新の『ネコソギラジカル』に出会ってしまったのでこれも3冊まとめて購入。もう軽く3000円オーバーですよ。『ネコソギ〜』は友人の評判を聞く限り危なさそうだけど、戯言シリーズは他全部揃えてるんで収集欲に負けた。
 SAWの小説版を見かけたので軽く目を通したが、なんか全然駄目。私の原作主義というフィルターを考慮して客観視しても、映画版には大きく劣ると思う。ラストのオチ2点は活字より映像の方が映えるのは明らかなので、小説版にまず勝ち目はない。
 映画を小説化した本の表紙に映画の場面が印刷されるのは判る。ただ、映画化された小説の新装版(文庫等)に映画の写真を印刷するのは止めてほしい(『赤い月』とか)。元からあった小説はそのまま存在させてあげたい、という気分になるので。写真が帯の部分だけの場合は捨てられるので問題ないが、表紙に主演俳優の顔がバーンと載っていると逃れようがなくて哀しい。