ネウロの松井優征がジャンプで『暗殺教室』を連載開始
- 作者: 瓶子吉久
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2012
- メディア: 雑誌
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週刊少年ジャンプ31号(7月2日発売)にて、『魔人探偵脳噛ネウロ』の松井優征が新連載『暗殺教室』を開始した。
人に笑顔で胸を張れる暗殺をしましょう
君達全員それが出来る力を秘めた有能な暗殺者(アサシン)だ
暗殺対象(ターゲット)である先生からのアドバイスです
(週刊少年ジャンプ 2012年31号 p.80) ※括弧内はルビ
クラス全員の目標は「暗殺」。ターゲットは担任。その先生はタコ型の宇宙人めいた外見で、政府も手に負えない身体能力を有していて…といった突飛な設定。
しかし話の骨組みとしては、「進学校の落ちこぼれクラスで卑屈な感情を抱えた主人公」「変わり者だが真剣に生徒と向き合ってくれる教師」というベタな、言い換えれば強固な図式がある。
いい具合に「やりすぎ」な見せ場のコマも豊富で、笑いを誘うシーンを挟んでのメリハリもうまく、とても面白い第1話だった。
読み終わってすぐ「いやー面白かった!」と思うと同時に、「いわゆる"父殺しの物語"として解釈することもできるな…」という考えも浮かんできて、自分にも抽象的な思考回路がわずかながら馴染みつつあるぞ、と実感。