- (4日)『賢い犬リリエンタール』1巻
「低年齢層を意識」というより「児童向け」という言い回しの方がしっくりくる。キャラクターの思考や感情が現実を侵食する設定が好み。絵も味があって良い。ジャンプでの連載ゆえに特徴が際立っているけれど、単体で考えても魅力ある作品。
2月からいよいよgood!アフタヌーンの単行本が発売される。『路地恋花』はタイトル通り恋愛を主題に据えつつオムニバス+群像劇+職業モノ。毎回きちっと面白い。『純潔のマリア』は石川雅之による中世ファンタジー。『夏の前日』は絵の雰囲気にやられた。
本誌掲載分に道満晴明、田丸浩史、石黒正数。単行本描き下ろし分に小路啓之、押切蓮介。贅沢すぎて買わない選択肢はない。
- (6日)『声優劇場 パプリオーン!みずはらさん』1巻
- (8日)『ペコセトラ』
渡辺ペコの短編集。判りやすいタイトル。ダ・ヴィンチ3月号にインタビューが掲載されているが、紹介されているシーンがジョジョネタでぎょっとした。何故そのコマを。
- (13日)『アステロイド・マイナーズ』1巻
初めて読んだあさりよしとお作品が『まんがサイエンス』のロケットの神様なので、宇宙モノというだけでテンションが上がる。
- (15日)『真昼に深夜子』1巻
ついに宮田紘次の単行本が世に出る。今月のイチ推し。活き活きとしたキャラクター描写が持ち味。
- (16日)『少女ゾンビ』
ヒロモト森一作品なのでチェックしておく。
- (17日)『青い花』5巻
アニメは商業的に失敗だったかもしれないが、原作の知名度は少なからず上がったはず。
新シリーズ来た。文庫版も集めたいがなかなか手が回らない。
『百舌谷さん逆上する』で注目度が一段上がっている今、この短編集が絶版なのは多大な損失だと感じていたのでこれはありがたい。
- (25日)『SCATTER』
新井英樹の新作。性の描き方がえげつない。
- (25日)『限界集落温泉』
鈴木みその新作。レポでもエッセイでもなく、『銭』のように取り上げる題材が変わるでもない、1本のストーリーモノ。どう転がしていくのか楽しみ。
- (25日)『羣青』上巻
モーニング2編集部といざこざがあり中断の後、IKKI編集部が拾い上げた模様。
- (26日)『楽園 Le Paradis』第2号
恋愛アンソロ。中村明日美子、宇仁田ゆみ、シギサワカヤ、二宮ひかる、さらに黒咲練導という豪華すぎるレギュラー陣に加え、今回は沙村広明と鶴田謙二もショートショートで参加。
- (27日)『ゆゆ式』2巻
三上小又のテンポにすっかりはまってしまった。