PSP向けコミックコンテンツ配信 2009年12月開始

 PlayStation Storeに新たにコミックカテゴリを追加。PS3では利用できない。価格はまだ不明。


 ページ全体を一目で把握できない以上、個人的に利用する気は全く起きない。
 取扱い作品一覧を見るに、まずは順当な主力商品を展開する出版社が多い。ケータイコミック市場はお色気作品(特に女性向け)を前面に推しているが、利用者意識の差がラインナップにどう反映されるのか興味深い。


 以下、作品タイトルで気になった点。
 エンターブレインの5枠に『放浪息子』が選ばれていてにやり。『エマ』より『砂ぼうず』を優先したのは連載再開の影響か。
 角川。ケロロエヴァハルヒらき☆すた、と金を生むラインナップの最後にあらゐけいいち『日常』が。
 講談社は過去作で様子見といった印象を、『ラブひな』辺りから感じる。
 対照的に集英社はワンピース、ナルト、ブリーチと最初から全力。NANAハチクロ君に届けで女性方面もカバー。るろ剣など完全版が刊行されている面々もある中、スラムダンクの不在が目立つ。ドラゴンボールの「サイヤ人編」という注釈も気になる。
 1巻1パッケージで販売だと考えているが、ドラえもんはどの単行本準拠なんだろうか。全集が刊行されているのに、未収録作品を抑えていないてんとう虫コミックス版というのも…。いや、おそらくそんなことを気にする人は対象とされてない。
 スクエニは手堅い。
 双葉社が『麻酔科医ハナ』を入れているのが意外。少し前から大量に重版をかけ推している『罪と罰』がないので余計に。

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 PSP(3000)が16800円に値下げ。10月1日から発売。
 ありがたい話なんだけど、PSP go(26800円で11月1日発売)にとって完全に逆風なのでは。
 そんな心配を少しは払拭してくれる、go購入で好きなタイトルを1作無料でダウンロードできるキャンペーンを知る。

 しかし選択肢の14タイトル全てがソニーお抱えのthe Bestだと判り再度立ち込める暗雲。
 利用形態が近そうなiPod touchが8GBなら19800円の今、厳しさは増すばかりか。
 あと上のコミックコンテンツ絡みでAmazon Kindleのことを思い出した。音声読み上げ機能はしゃべりに違和感がないレベルなら非常に便利。

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 Wiiが20000円に値下げ。こちらも10月1日から。
 同じくありがたい話なんだけど、DSi(18900円)の割高感がより際立つ。DS→DS LiteDSiと軽量化や機能追加はされているものの値段が上げられているのもあまり良い気分はしない。圧倒的に普及したから値下げのメリットが薄いのは判るけれども。
 妹が未だにごついDSを使っているから、DSiを買って自分のLiteとDSを交換した上でサブロムも買えばポケモンの育成が便利になるな、と考えている(考えるだけ)。