DS『サガ2秘宝伝説 GODDESS OF DESTINY』序盤の感想
GB『Sa・Ga2 秘宝伝説』のリメイク。メインとなるストーリーとシステムの基礎はオリジナル準拠だが、連携など多数の追加システム、キャラクターデザインの一新、グラフィックの3D化によって印象はかなり異なる。
人間男、メカ、エスパーガール、モンスターのオーソドックスなパーティで第4世界まで到達。
サガシリーズ全般に言えることだが、成長要素がある程度ランダムなので予定調和でない面白さがある。人間のHPが意外と伸びなくて困ったり。武器の使用回数が決まっている(回復不可)システムは何となく苦手。
エスパーの範囲攻撃が強すぎる。回復スキルもあって便利。そのくせひどく打たれ弱い訳でもなく。メカは金で装備が買えれば超安定。人間は、いわゆる「技」がないのであまりメリットを感じない。武器も消耗品だし。モンスターは肉喰いでの変身結果に一喜一憂できて楽しい。
今のところ、ボス戦は先手必勝の印象が強い。あっという間に倒せてしまうことも多いが、味方が一撃で戦闘不能にされたりもする。
イベントはさくさく進む。ボスと接触→「死ね!」→戦闘突入とかざら。ぶっきらぼうな感じがむしろサガらしくて良いんだけど、人によっては味気なく感じると思う。
新しく導入されたシステムについて。
「連携」は、攻撃時に何らかの条件を満たした際にボタンを押すと発動(任意で出さないことも可)。続いて行動するキャラの攻撃が変化してダメージが増える。1回ごとに「運命の糸」を消費。糸は戦い方に応じてもらえるポイントで購入する。糸の種類によって、連携したキャラ間の関係性(友情、対立、憎悪など)が変化する。関係性によってイベントの内容が変わることも。
「チェーンエンカウント」(エンカウント時、近くにいる敵シンボルも参戦してくる)は、20体以上の敵との戦闘になることもあり危険。ただステータスが成長しやすく、入手金額も増えるようなので適度に狙っている。リスクとリターンを調整できるシステムは好み。
過去に倒したボスと再戦できる「亡者の闘技場」はありがたい。他のゲームももっと導入すれば良いのにと思う。