Xbox Liveで体験版を触ってみた感想

 Xbox Liveに接続する機会があったので、気になっていたタイトルの体験版をいくつか落としてプレイしてみた。

 ピンボールの亜種。角度を決めて玉を上から打ち出し、多数配置されたピンの中から対象のピンを規定の玉数以内で壊す。玉を放った後は跳ね返って画面下部にロストする様をただ眺めているだけで、プレイヤーが干渉できるのは発射角度とタイミングのみ。でも不思議と楽しい。800MSP。
 キャラクターがいかにもな、アメリカの児童向けな動物のキャラクターで、テキストの奇抜なセンス(元からなのか、和訳者のせいなのか)も相まって妙に愉快な気分に。上に貼った、体験版の最後に流れるPVがツボでげらげら笑った。2chのLiveアーケードスレ(家庭用ゲーム板の方)で散々ネタにされてるのも納得。

 ベルトスクロールアクション(例:熱血硬派くにおくんファイナルファイト)。レベルアップ、ポイント振り分けによる成長要素あり。マルチプレイ推奨っぽい。1200MSP。
 操作方法の示し方がしっかりしている。可能なアクションが段階的に増えていくのも良い。
 メインキャラやタイトル、ロード画面のグラフィック(手描きFLASH風)は気に入った。でも女キャラの目や、ギャグとして入れてるであろう動物のとあるリアクションなど、カートゥーンにありがちな馴染めないセンスもちらほら。
 ローカライズが少々手抜き。訳したのはおそらく日本人スタッフではないな、といった感じの荒さ。
 『Braid』と並んで、絶賛の意見が書き込まれる度に叩かれている印象。ゲームに限らず、面白い作品が過剰にアピールするファンの執拗さで嫌われるのは非常に残念に思う。

 2Dアクション。限定エリア内に登場する敵キャラを倒して進んでいくタイプ。残虐表現あり。800MSP。
 タイトル画面やストーリーパートのグラフィックが好み。でもステージ中にはそこまで反映されていない感じ。
 シンプルなボタンの組合せのよるコンボ(例:X,X,X,Y,↑+Y)そのものは良いとしても、種類が豊富すぎるとあまりしっくり来ない。使い分けを自己満足に感じてしまうせいなんだろうか。コンボごとに用途があって使い分ける意味があるとしても、そんなにバリエーションが要らないだろうと感じてしまう。

 インベーダーのリメイク。同じ色の敵を4体続けて倒すとパワーアップアイテム入手、撃破のパターンによるボーナス、特定のUFO破壊でボーナスゲーム突入など、インベーダーのデザインを踏襲しているが全くの別物。DSとPSPでも発売されている。
 スコアアタック要素が重視されているので、自分の嗜好とはちょっとずれている感じ。体験版をプレイする分にはなかなか面白かったけど、購入して何度もくり返しプレイする意欲は湧かなかった。

 スケートを楽しむことを追求した作品。町中を自由に走り回ったり、公園で好きなだけトリックを練習したり。一応ミッションなども用意されている。これはパッケージタイトルで7655円。PS3版も発売されている。
 右スティックを下に倒してから上に跳ね上げてジャンプなど、操作方法が直感的。「それっぽい」アクションが決まるとかっこいい。スチャダラパーのボーズさん曰く、魅せるプレイのためには地道な練習が必要らしい。

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 『Castle Crashers』は既に購入済。『Peggle』は次の機会に買う。
 『タイムリープ』の体験版もやってみたかったが、シルバー会員はまだ落とせないらしい。