オトナファミ(2009 August)「週末イッキ読み漫画RANKING BEST50」

 6月20発売のオトナファミ(2009 August)に、特集「週末イッキ読み漫画RANKING BEST50」が掲載されている。
 全国書店3000店にアンケートを実施、10巻以内で完結するオススメのマンガを3作品選んでもらい、1位10点、2位5点、3位3点として集計。「これを機にオトナ買いしちゃいましょう」というコンセプト。他に短編、4コマ、長編のランキング(各10位まで)あり。
 また、幸村誠芦原妃名子花沢健吾のインタビューも掲載されている。


 ランキングの具体的な内容については本誌をご覧になって下さい(もし要望があれば1ヶ月後くらいにリスト化するかも)。
 バイト先にもFAXが来ていたため回答したところ、僭越ながらコメントを採用して頂きました。光栄です。以前ダ・ヴィンチのアンケートが未採用に終わり内心かなり悔しかったので、今回は記事に盛り込まれやすい傾向を考えたりと本気でした。もちろん「コメントが採用されること」より「読んでもらいたいマンガを挙げること」を優先するのは当然ですから、ランキングに入らないのを承知で『ウォッチメン』にも票を投じましたよ。


 「某店」や「匿名希望」(ないしペンネーム)のように、採用されている中には名前を伏せている回答が相当数ある。回答者の名前はともかく、店名は宣伝のためにも出した方が良いのでは、とお節介かもしれないが思った。逆に、自分の自己顕示欲が強いのかも、と思ってみたり。強要する訳ではないが、責任表記はあった方が良いと考えている。


 短編は迷うことなく、とよ田みのるFLIP-FLAP』を推した。ランキングに入っていてうれしかった。
 4コマは大沖はるみねーしょん』に。募集傾向が「休憩中にパパッと読めるもの」といった具合だったので、黒咲練導放課後プレイ』を諦めた覚えが。
 長編は言うまでもなく、荒木飛呂彦ジョジョの奇妙な冒険』を選択。「一週間程度の長い休暇で読むなら」という募集のため、1日1部ペースで楽しめばぴったりじゃないか、と。「大体30巻程度」みたいなことが書いてあったような気がしないでもない。


 そういえば、オトナ買いを勧める企画の大前提として「絶版の作品は不可」というルールがあったように思うんだけど、原作:勝鹿北星、作画:浦沢直樹MASTERキートン』が長編ランキングに入っていた。中古で揃えたけど、再版してもらいたい作品。