『バクマン。』39話の感想

 the pillows『Funny Bunny』をTSUTAYAで無料レンタル実施中。ジャケットを描いているのは『SKET DANCE』の篠原健太
 ジャンプの巻末コメントで知った。『SKET DANCE』は再び、打ち切りの不安に苛まれる順位になってしまったのが辛い。他に打ち切り候補があまり見当たらないため、かつてないピンチの予感。過去編がようやく終わって1話完結に戻ったところなので、次の編成期までに盛り返せると信じたい。
 読み切り、松本直也『ねこわっぱ!』は好印象。苦言を呈するなら、尖った部分というか、他の作家にはない武器が伝わらなくて物足りなかった。
 以下、『バクマン。』の感想。ネタバレ注意。




 無愛想なアシスタント、高浜の心情が語られる。ジャンプを回し読みしながらマンガの話をする様が楽しいのはよく判る。作中ではあっさりと解決したが、アシスタントを「使う」のは難しいだろうなと思う。特に、週刊連載という複数人が必要な環境で、かつ新人が連載を始める場合は。チーフアシ(作中では小河さん)の役割は重要。
 サイコーはすっかり気の抜けた顔がデフォルトになったなぁ。「本当の勝負は2話目」のページとか、もっとしっかりした顔付きで話し合うべきだろう。
 ライバルの話、業界の話と来て、ここでの亜豆パートがうまくメリハリとして機能してくれることに期待。
 7Pの2コマ目、高浜の髪のトーンにカットミスがあるような。