マンガ雑誌別、主力作品の単行本売上まとめ

 転載元が「経営の苦しそうな漫画雑誌を応援・傍観するスレ3」なので、三大少年誌やヤングジャンプヤングマガジン等は入っていない。


 実際に複数の書店に足を運んで大体の入荷数を把握していても、こうして具体的な数字を見てみるとなかなか面白い。日頃ネットでマンガ読みの感想を主に読み、熱心な担当者がいる店の平積みラインナップを目にしていると、話題性と部数を混同する恐れがあるが、そういった認識のずれを修正する意味でも確認する価値がある。また、初動2万部(数字に根拠なし)以下のタイトルは店舗によって入荷数にばらつきがあるため、それなりに名前を見掛ける作品を比較してみるのも一興。
 遠藤達哉『TISTA』2巻が約13000部というのは健闘した方じゃないかな、とか。それに対して水上悟志惑星のさみだれ』6巻が12000部弱は多いのやら少ないのやら、とか。ちなみに『TISTA』は打ち切られたとはいえジャンプSQに掲載されていて、ネットでは惜しまれる声もちらほら。『惑星のさみだれ』は定期的に行く店での平積み率が高い。
 バーズとリュウは全て圏外か…。ビームやIKKIのように、本誌の売上が少なくても単行本収益で採算を取るという形が成り立っていないんだろうか。参考までに、IKKIは本誌の部数14000に対し、『ぼくらの』約40000、『ドロヘドロ』約20000、『金魚屋古書店』約16000(いずれも初動)。

 ニコニコ動画関連で、Wikipediaのようなサービスがあるとは知っていたけれど、ここまで実用的だとは思っていなかった。曜日別はもちろん、月刊誌が発売日別にまとめられているのが便利。