DS『スローンとマクヘールの謎の物語』は質問生成システムの仕様が気になるところ

 レベルファイブの「アタマニア」レーベルのひとつで、DSで遊べる水平思考推理ゲーム(Lateral Thinking Puzzles)。「ウミガメのスープ」と言った方が伝わりやすいかも。5月21日発売。

ウミガメのスープとは

全員参加型の推理ゲームである。
なぞなぞやクイズとは違い、司会者の考えた物語を
参加者が質問をしながら推理するパズルゲームである。

ゲームは、司会者が参加者の質問に答えていく形式で行なわれるが
司会者は、yes/no/関係ないなど、最小限の回答しか行なえない。
そのため、参加者は、yes/noで答えることの出来る質問をしなければならない。

司会者の回答から明らかになっていく事項に基づいて
質問を繰り返し、少しずつ真相を解明し、物語の全貌を導こう。

ウミガメのスープinVIP まとめwikiより転載)

問題「ウミガメのスープ

男がレストランで、ウミガメのスープを注文した。一口それを口にした男はウエイターを呼び、「これは確かにウミガメのスープかね」と聞いた。ウエイターは「さようでございます」と答えた。

その夜、男は自殺した。なぜ?

はてなキーワードウミガメのスープ」より転載)


 1人でも手軽に遊べるのが良い。ただ、このゲームは質問によって状況を明らかにしていったり、正解の範囲を狭めていく過程が面白いので、どうやって質問するかというシステムが肝心。サイトを見る限りだと、問題文に登場する単語を組み合わせて質問文を生成できるようだけど、これだと一見突飛な質問はできないのかな。それとも他に、ある程度の質問テンプレートが用意されているのか。
 問題自体は普通に書籍で販売されているので、収録されている問題数も気になるところ。ゲームの価格は3500円だから、コストパフォーマンスを考えると少なくとも2冊分は欲しい。


ポール・スローンのウミガメのスープ

ポール・スローンのウミガメのスープ