11月購入予定のマンガ単行本に思い付くままにコメント。

 最初に読んだのは確か中学生の頃(8年前)。当時の単行本の出るスパンが長かった記憶のせいで、最近の刊行ペースが妙に早く感じる。

 mixiをちらりと覗いたら否定的な意見が目立っていて残念だった。言い分は判らないでもないけど。でも今更古谷実稲中的な作品を期待するのはどうなんだ、と思う。

 週刊と月刊の連載掛け持ちというと大暮維人(アシスタント10人体制)が真っ先に思い付くけど、渡辺航は大丈夫なんだろうか。

 熱血ぶりが突き抜けていてむしろ爽快。今のサンデー連載陣で『月光条例』の次に好きだけど、連載は追えてない。

 移り気な作家にも辛抱強く付いて行く全国の冬目景ファンの皆さんお待ちかねの新刊(5巻の発売は2007年4月)。プラモ誌の情報が欲しくて2ch冬目景スレを覗いたら「もう新刊出るんだ」「今回はすごい早かった気がする」みたいな書き込みが結構あって笑った。

 オノ・ナツメ作品ってだけで要注目なのに、今回は群像劇モノだから完全にツボ。早くまとめてじっくり読みたい。

 「料理が題材」で「主人公がゲイ」という、よしながふみの描きたいであろう2つの要素を満たした作品を連載するにはモーニングは絶好の環境だと思う。料理へのモチベーションを考慮すると作ってあげる相手がいた方が良いが、主な読者として想定されているサラリーマン男性にとって彼女や妻に毎食のように料理を振舞うのは現実味がない。かといってモーニングで女性を主人公には立てにくい。ところが同棲しているゲイのカップルを主役に据えるとあらびっくり。違和感が全く無い…はずなんだけど、やっぱりゲイってだけで抵抗感を覚える読者もいるんだろうな。

  • 山田玲司『ココナッツピリオド』1巻(11月28日発売)

 作者の主張(地球温暖化の危機)が日頃から明言されているので、それをどういう形で見せてくるのかという読み方で楽しんでいる。

 ついにシリーズ完結。とはいえひとつのストーリーを追っていくような作品ではなかったので特に感慨はなかったり。次回作が早く読めると良いな。

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▼購入したマンガ

 『奈々子さん的な日常』の既刊を積んであるジュンク堂池袋店、超GJ。あと前々から資料的な意味でも欲しかったエンキ・ビラルの作品を入手。アメコミも何か1作手元に置いておきたいんだけど、カバーがずれ過ぎてていつも購買意欲がなくなる。