表現の自由

 ちばてつやによる「表現の自由」考:『〜と、ボクは思います!』公開中!
 マンガ好きを自称する人は読んでおくべきかと。
 最近はマンガそのものへの風当たりが和らいできたとは思うけれど、過剰な自主規制等には辟易するばかりです。その上法規制によってマンガが規制されるなど言語道断!と思っていただけにちばてつや氏のこの意見には共感を覚えるしありがたいです。
 マンガもひとつの芸術作品ですから無用な規制を受ける必要は全くないと考えています。成年コミックを禁止するのであれば官能小説はもとよりベッドシーンを含む映画もR指定にしないと不公平ですし、裸体を描いた絵画も鑑賞に年齢制限を設けるべきなのではないでしょうか。性的な要素は悪だとは思いませんが、人間は悪いものも含め様々な物事から影響を受けて育つべきだと思います。悪影響を与えそうな事物を一切排除した温室で育った子供は果たして立派な大人に育つのか疑問です。現に世の中には汚いことや理不尽がたくさんあるわけですし。


 言いたいことは多々ありますが、要約すると、

  • 漫画家の描きたいように描かせてあげてほしい。
  • 悪いものを排除すれば良いってもんじゃない。
  • エロ本規制など言語道断

 って所ですかね。


 マンガ=悪という時代で無くなったことは嬉しく思うけど、その手の矛先がゲームに向かってきている状況で、これはこれで困った問題。